「歯並びが悪いのは遺伝だから仕方ない」——そう思っていませんか?実は、歯並びが悪くなる原因の90%以上は「口の使い方の習慣」にあると言われています。マイオブレースは、その根本原因にアプローチする、まったく新しい発想の小児矯正システムです。
マイオブレースとは?
マイオブレース(Myobrace®)は、1989年にオーストラリアで誕生した小児矯正システムです。開発したのは歯科医師のクリス・ファレル博士。「歯を強制的に動かすのではなく、歯が乱れる原因を取り除けば、子どもは本来の美しい歯並びを手に入れられる」という考えのもと開発されました。
💡 マイオブレースの基本的な考え方
歯並びが悪くなるのは「遺伝」ではなく「口の使い方」が原因。
正しい呼吸・舌の位置・飲み込み方を整えることで、
子どもが本来持っている成長力で歯並びを改善します。
従来の矯正との違い
従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正(大人向け)は、すでに乱れた歯を「力で動かす」治療です。一方マイオブレースは、歯が乱れていく原因そのものを取り除くアプローチです。
従来の矯正:歯を並べる(結果に対処)
マイオブレース:歯が乱れる原因を取り除く(原因を改善)
だから治療後の「後戻り」が起きにくいのです。
歯並びが悪くなる「本当の原因」
マイオブレースが注目する歯並びが悪くなる原因は主に4つです。
① 口呼吸
鼻ではなく口で呼吸する習慣があると、常に口が開いた状態になります。すると舌が上顎から離れ、頬の筋肉だけが上顎を内側から押す圧力がかかり続けます。結果として上顎がV字型に狭まり、歯が並ぶスペースが足りなくなります。
② 舌の位置が低い(低位舌)
正常な舌は安静時に上顎の裏側(スポットと呼ばれる位置)に触れています。舌がこの位置になく、口の底に落ちている状態が低位舌です。1日2000回以上の嚥下のたびに上顎を広げる力が失われ、顎が発育しにくくなります。
③ 異常な飲み込み方(異常嚥下癖)
正しい飲み込みは、舌を上顎に押し当てて行います。しかし口呼吸の子どもは、舌を前歯の裏に押し付けたり、口周りの筋肉を使って飲み込む癖がついていることが多く、歯に余計な力がかかり続けます。
④ 姿勢の悪さ
頭が前に出た姿勢(スマホ首・猫背)は、顎を後退させ、気道を狭めます。気道が狭まると口呼吸になりやすくなり、悪循環が生まれます。歯並びは「口の中だけの問題」ではなく、全身の姿勢とつながっています。
マイオブレース治療の3つの柱
① マウスピース装着
柔らかいシリコン製のマウスピースを使います。装着するのは1日1〜2時間と就寝中だけ。学校では装着しないので友達に気づかれません。痛みもほとんどなく、調整のたびに痛む従来のワイヤー矯正とは大きく異なります。
② 口筋トレーニング(MRC Trainer)
1日わずか数分の口筋トレーニングを行います。正しい鼻呼吸・舌の位置・飲み込み方を習慣化するためのエクササイズです。これがマイオブレースの核心であり、後戻りを防ぐ最大の要因です。
③ 定期管理・モニタリング
月に1回以上の通院で、成長の状態を確認しながら治療を進めます。保護者の方にも毎回わかりやすく説明しますので、ご家庭でのサポートがしやすくなります。
治療に向いているのはどんな子?
✅ 口がいつもぽかんと開いている(お口ポカン)
✅ 鼻づまりが続いている・いびきをかく
✅ 歯がガタガタ・出っ歯・受け口が気になる
✅ 乳歯に隙間がない・詰まっている
✅ 姿勢が悪い・猫背・頭が前に出ている
✅ 朝から眠そう・集中力がない
✅ 4〜12歳(成長期)のお子さま
治療を始めるのに「最適な時期」がある
顎の骨の成長は、中学生頃にほぼ完了します。成長が止まった後では、骨格に直接アプローチすることが難しくなります。だから「まだ様子を見ましょう」「大きくなれば直る」という判断が、実は最もリスクが高いのです。
「まだ早いかな」と思う段階でのご相談が、最善の結果につながります。4歳頃からご相談いただけます。
Konohaでの治療の流れ
STEP 1:無料相談(口腔チェック)
お口の状態を確認し、治療が必要かどうかをお伝えします。
STEP 2:精密検査・治療計画(有料)
詳しい検査のうえで、お子さまに合ったプランをご提案します。
検査まで進まれる方はご予約時にその旨をお知らせください。
STEP 3:マウスピース装着開始
お子さまに合った装置を選び、使い方を丁寧に指導します。
STEP 4:口筋トレーニング
正しい呼吸・舌の位置・嚥下パターンを習慣化します。
STEP 5:定期管理・フォローアップ
月1回以上の通院で成長に合わせて調整します。
水金 14:30〜19:00 / 土日 9:00〜13:00・14:00〜19:00